ウディコンでアピール文など眺めていると作品を高評価してくれそうな人、
つまりターゲットをしっかり絞っている作者もチラホラ見受けられます。
フリーゲームだと万人向けのほうが珍しいくらいでしょうから
それも当然といえば当然、理解できます。
では自分の場合はどうなのか?特徴的な要素は羅列しているものの、
基本的には特定の人向けとか意識せず誰でもウェルカム、というスタンスです。
得票数は多いに越したことはないでしょうし・・・
趣向の近い人は高評価、そうでないなら低評価、となりやすいのは
どの作品にも共通してると思いますが、そもそも創作のモチベーションが
"クソみたいなものが氾濫する世の中に一石を投じたい"という
蟷螂の斧スタイルだったので、むしろ趣向の異なる人にインパクトを与えることのほうが
自分にとって価値が高いのです。
実際それが成功してるかどうかはわからないし、ただのロマンといえばそうですが、
作品には強くあってほしいと願っているからこそ、ネバーランドの中だけで
愛されることに満足したくないんですね。
ミスや欠点もあることは自覚しており、鋼のメンタルというわけでもありませんが
自分の内にこういう芯が確固として存在する以上、不特定多数の人に評価されること自体は歓迎したい気持ちです。
幸い、ウディコンでは低評価であっても不当だと感じたことはなく、
不特定多数といっても良質な投票者に支えられていると思います。
もちろんプレイヤーとの意見の食い違い、見解の相違でモヤっとすることはありますが、
そんな経験は自分だけに限った話でもないかな、と。
猫かわいがりしたいのなら同好の士を求めるのが正解かもしれませんが、
勇者に試練が与えられるように、作品にもそれを乗り越えてほしいと思うのが
生みの親である作者としての在り方ではないか・・・
これはこれで親バカの一種かもしれませんけども。
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