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苦手なジャンルとそれにまつわる話

  • 執筆者の写真: spleen
    spleen
  • 2021年8月5日
  • 読了時間: 2分

自分はホラーゲームが苦手です。

理由は流血描写やグロ表現、追いかけられたり脅かされたりするのが

ストレスにしかならないからです。

けれど万人向けにマイルドにしろ、なんて言うつもりはありません。

ホラー好きにとってはストレスを感じつつも楽しめる要素だと思うので

(ワーキャー声を上げることでその発散ができる)

そこを問題点のように扱うのはさすがに暴論が過ぎます。


RPGなら一筋縄ではいかない迷宮や戦闘など、プレイヤーに対する試練として

与えられたりします。

これもやみくもに配置するとストレスにしかなりませんが、

要所要所であればゲーム攻略の意欲を高める役割を果たしてくれるでしょう。

最近は難易度easyなんてのもありますが、あれは救済措置のようなもので

最初から進んで選ぶ人は少数だと思います。


つまりゲームを遊ぶ人間にはチャレンジ、言い換えればストレスにさらされることを

求めている層もいるんです。

そして配慮を欠いた場合と同様、快適設計を目指したために

彼らの楽しみを奪う可能性もあるのです。

(長所と短所は表裏一体とはよく言ったもので・・・)

例えば文章スキップやダッシュといった便利な機能も、自分には作業感が出てしまう

マイナス面もあるように思います。

遊びやすくするための工夫自体は歓迎すべきものですが、どんなジャンルであれ

理想はプレイヤーに負荷を与えつつ、昇華へと導くことじゃないでしょうか。

むろんそれがすべてというわけではないんですが

(エディの人間大砲やCAPTCHAなどはほとんどストレスなく遊べた記憶があります)

自分も文章量が多いRPGという負荷の高そうな作品を出していたので、

評価する際にはそこを重視したいと考えています。



追記:ストレスからの解放や癒しを求める方には

  『マインテルの弟』というゲームがおすすめです。

   このブログにも内容を紹介した記事がありますので

   ぜひともプレイしてみてください。



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